貞山堀(御舟入堀)
貞山堀は江戸から明治時代にかけて開削された複数の運河(木曳堀・新堀・御舟入堀)の総称で、松島湾と阿武隈川河口を結んでいます。御舟入堀は七ヶ浜町の西側を南北に貫くように、塩竈湊と七北田川河口の蒲生を結ぶ運河として延宝元(1673)年頃に開通しました。開通以前は年貢米や塩などが塩竈湊から陸路で仙台城下に運ばれていましたが、開通により岩礁が続く船の難所である七ヶ浜沖を通過せずに、城下のより近くまで水運で輸送することができるようになりました。
七ヶ浜町の歴史・文化
貞山堀は江戸から明治時代にかけて開削された複数の運河(木曳堀・新堀・御舟入堀)の総称で、松島湾と阿武隈川河口を結んでいます。御舟入堀は七ヶ浜町の西側を南北に貫くように、塩竈湊と七北田川河口の蒲生を結ぶ運河として延宝元(1673)年頃に開通しました。開通以前は年貢米や塩などが塩竈湊から陸路で仙台城下に運ばれていましたが、開通により岩礁が続く船の難所である七ヶ浜沖を通過せずに、城下のより近くまで水運で輸送することができるようになりました。