ページの先頭です。コンテンツへ進む

七ヶ浜町の歴史・文化

ホーム > 七ヶ浜町の歴史・文化 > 歴史資料館

歴史資料館

国史跡大木囲貝塚(だいぎがこいかいづか)の隣接地に1986(昭和61)年に開館した町立の歴史資料館です。大木囲貝塚の出土資料を中心に、町内の貝塚・遺跡から出土した資料、漁撈具・農耕具などの民俗資料を収蔵・展示しています。

歴史資料館からのお知らせ

概要

施設情報
  • 【所在地】宮城県宮城郡七ヶ浜町境山二丁目1番12号
  • 【開館時間】9時から16時
  • 【休館日】月曜日(月曜日が祝日の場合は、その翌日)、年末年始(12月28日から1月4日)
  • 【入館料】無料
  • 【駐車場】普通車 11台 大型 3台
    ※駐車場から歴史資料館入口までの間に階段があります。車いすなど階段の利用が難しい方は歴史資料館前の優先駐車スペースをご利用ください。
  • 【お問い合わせ先】七ヶ浜町歴史資料館 電話:022-365-5567 FAX:022-355-5569
[常設展示]考古資料

展示室にはたくさんの縄文土器を展示しています。その多くは隣接する大木囲貝塚から出土した縄文時代前期から中期の土器です。「大木式土器(だいぎしきどき)」と呼ばれるこれらの土器は、縄文時代前期・中期に現在の東北地方中・南部で盛んに作られた土器です。形と文様の違いから13種類に分類され、分類の基準となる土器がまとまって出土した「大木囲貝塚」の名称から「大木式土器」と呼ばれています。大木式土器は世界遺産に登録されている東北北部の遺跡からも出土すること、関東甲信越地方の縄文土器の形や文様に影響を与える時期もあることなどが判明しています。「大木式土器」を時期別に展示していますので、ぜひ大木式土器の変遷をご覧ください。

縄文土器のほか、石器や土偶、動物の骨や角、牙などで作った釣針や銛、装飾品類など、松島湾の縄文文化を伝える資料を展示しています。また、弥生時代から平安時代の資料も展示しています。

主な考古資料(縄文時代から平安時代)

  • 土器類(縄文土器、弥生土器、土師器、須恵器、製塩土器など)
  • 石器、石製品、土製品(土偶)、骨角貝牙製品(漁撈具・針・装飾品など)
  • 貝塚から出土した貝類や魚類などの骨・角・牙、植物(クルミ・トチ)
  • 大木囲貝塚の貝層剥ぎ取り標本
  • 国府厨印(町指定文化財・寄託資料)
[常設展示]民俗資料

大正から昭和にかけて漁業や農業で使用した道具類、七ヶ浜の基幹産業の一つである海苔養殖関係の資料の他、ブラウン管テレビや黒電話、ゲーム機などの家庭で使用されていたちょっと昔の資料も展示しています。

主な民俗資料

  • 漁業関連資料(復元木造船、網針、漁網、浮き玉、船大工道具など)
  • 農業関連資料(鍬、土入れ、背負いかご、足踏み脱穀機、唐箕、箕など)
  • 海苔養殖・加工関連資料(海苔包丁、海苔枠、海苔枡、海苔簾など)
  • 家庭で利用されていた道具類(氷冷蔵庫、ブラウン管テレビ、掃除機、仙台箪笥など)
  • 囲炉裏のある部屋(復元)
[常設展示]湊浜薬師堂の薬師如来座像(レプリカ)

湊浜地区に所在する薬師堂の薬師如来座像(磨崖仏)のレプリカを展示しています。現地には平安時代終わりから鎌倉時代初め頃に彫られた薬師如来座像を風化等から守るため覆屋を設置しています。現地では常時見学できないため、展示室で実物の1/2サイズのレプリカをご覧ください。

交通案内

自動車

県道23号線(通称:産業道路)を仙台市・多賀城市方面より北上し、貞山橋の交差点を七ヶ浜方面に右折します(写真1)。
400m先のY字路を左折し(写真2)、次の信号に看板がありますので、看板に従い信号を左折します(写真3)。
大木囲貝塚・歴史資料館の場所は、タウンマップをご覧下さい。

  • 写真1信号を右折
  • 写真2信号を左折
  • 写真3信号を左折
タクシー
JR仙石線下馬駅より所要時間約10分
電車・バス
電車

JR仙石線

  • JR仙台駅発→JR多賀城駅(所要時間:約22分)
  • JR仙台駅発→JR本塩釜駅(所要時間:約28分)
バス

ユーアイバス多賀城東部線 汐見台中央行き

  • 多賀城駅バス発→境山バス停(所要時間:約19分)
  • 徒歩:境山バス停より徒歩約8分

七ヶ浜町民バス「ぐるりんこ」

  • 多賀城駅バス停発→境山バス停(所要時間:約15分)
  • 本塩釜駅バス停発→境山バス停(所要時間:約15分)
  • 下馬駅バス停発→境山バス停(所要時間:約10分)
  • 徒歩:境山バス停より徒歩約5分

※ユーアイバス多賀城東部線と七ヶ浜町民バス「ぐるりんこ」の「境山」バス停の場所が異なりますので、ご注意ください
※平日と土日・祝日のバスの運行本数が異なりますので、ご注意ください