本町では、これまで住み慣れた地域で生きがいを持ち、安心して暮らし続けることができるよう、住まい、医療、介護、介護予防及び生活支援を包括的に提供する地域包括ケアシステムの構築を進めてまいりました。
高齢者の権利を擁護し、地域の見守り支援体制の強化、社会参加による生きがいづくりを推進するとともに、介護予防・重度化防止に取り組み、自立した生活を継続できるよう介護保険施策を推進していくために、「健康で　生きがいのある　支え合うまち　七ヶ浜」を基本理念に、令和６年度から令和８年度を計画期間とする「七ヶ浜町高齢者福祉計画・第９期介護保険事業計画」を策定いたしました。

基本理念の「健康で　生きがいのある　支え合うまち　七ヶ浜」を実現するため、３つの基本方針により、計画的に高齢者福祉及び介護保険事業に取り組みます。

１．「住み慣れたまちで暮らす」

　住み慣れたまちで、親しい仲間や家族と健やかに暮らすことを実現するため、高齢者の権利を擁護し、地域の見守り支援体制の強化や社会参加による生きがいづくりの増進により、高齢者福祉施策を推進します。

２．「健康寿命の延伸」

　こころと体の健康づくりを行うことで、今の自分と向き合い、地域において自立した日常生活を営むことができるよう地域支援施策を推進します。

３．「介護保険事業の充実」

　高齢者一人ひとりを尊重し、地域で自立した生活を継続できるよう介護保険施策を推進します。

これまでの介護保険サービスや給付実績をもとに、令和６年度以降のサービス利用量を推計し、今回策定した第９期介護保険事業計画の中で介護保険料を設定しています。

また、第８期期間（令和３年度から令和５年度）における所得段階（被保険者ごとの保険料）につきましては、１０段階の設定としておりました。今回の第９期期間（令和６年度から令和８年度）における所得段階につきましては、国の示す標準段階が１３段階となったため、本町においても所得段階を１３段階に変更しております。

七ヶ浜町高齢者福祉計画・第９期介護保険事業計画（PDFファイル）