ナガミヒナゲシにご注意ください
ナガミヒナゲシについて
ナガミヒナゲシはヨーロッパ地中海沿岸を原産とする一年草で、4~6月頃にポピーに似たオレンジ色の花を咲かせるケシ科の植物です。繁殖力が強く周囲の生態系に悪影響を及ぼす恐れがあり、町内でも繁殖が確認されています。
ナガミヒナゲシの茎や葉には植物毒である「アルカロイド」が含まれています。アルカロイドを含む黄色い汁に触れると、皮膚の弱い人はかぶれやただれを起こす恐れがあるためご注意ください。
ナガミヒナゲシは、環境省が駆除対象として指定する「特定外来生物」には該当しませんが、自宅の庭など管理地内で見つけた場合には、できる範囲で駆除していただくよう、ご協力をお願いいたします。
駆除などについて
- 駆除をする場合は、手袋等を着用して露出の少ない格好で作業を行ってください。
- 種子の拡散を防ぐため、花が咲く前や、種子ができる前に抜き取ると効果的です。また、実がある場合はつぶさないよう注意して作業してください。
- 駆除後は種子が飛散しないようごみ袋に入れ、可燃ごみとして処分してください。
- きれいな花だからといって、家に持ち帰ったりしないようにしてください。
※類似する在来種(ポピーなど)を育てている方もいますので、ご注意ください。
国立研究開発法人国立環境研究所侵入生物データベースより引用
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この件に関する問合せ
町民生活課 環境生活係(電話:022-357-7455)