子ども未来課通信よくたべ よくあそび よくねむろう

0歳の育ち(誕生から生後6か月ころ)

 日々育児、家事、お仕事を頑張っているお母さん・お父さん毎日大変おつかれさまです。
 今回は誕生から生後6か月頃までの発達や泣いたときの対応、腹ばい・支え座りの仕方について紹介いたします。

 この頃のお子さんは、一日中寝ているように見えますが、呼吸をし、おっぱいを飲み、消化して出すという「生きるための基本となる力」を持っています。首が座り、寝返りができるようになり、からだも発達していきます。
 初めての育児だと、赤ちゃんも親も初心者です。戸惑うことも多いかもしれませんが、少しでも日々の育児の参考になれば幸いです。

赤ちゃんはなぜよく泣くの?

 赤ちゃんは泣くことで大人を呼び、抱っこや授乳、おむつ交換をしてもらうことで生きていきます。赤ちゃんにとって、抱っこや授乳、おむつ交換そのものが貴重なあそびで、泣いて大人に欲求にこたえてもらう経験を繰り返すことで、お母さん・お父さんを信頼し、安心してお世話してほしいと泣くことができます。

 しかし、授乳や抱っこ、おむつ交換など思いつく限りすべてのことを試みても、泣き止まないことが続いたりもします。「お願いだから泣き止んで」と、お母さんもお父さんも辛くなる時があるかもしれません。

泣き止まない時には、次の方法を試してみてください。

  • 赤ちゃんは背中を丸めるとおなかにいた時のように安心するので、顔におくるみがかからないように注意しながら、手足も一緒にくるんとおくるみで包んであげる

  • 抱っこするときは、赤ちゃんを自分の体にぐっと近づけて密接する

  • お母さんのおなかで聞いていた音に近い音を聞かせてみる(お父さんやお母さんの心臓の音、「シーシーシー」と優しく言う音、ビニール袋をこすり合わせる音など)

  • ドライブに出てみる

 それでも泣き止まない時には、お母さんやお父さん自身が落ち着くために、赤ちゃんを安全な場所に仰向けに寝かせ、あえて赤ちゃんのそばから10~15分離れてみましょう。赤ちゃんから離れて、友達や家族と話したり、好きな音楽や本を楽しんだり、親自身が気分転換をしてリフレッシュをしましょう♪

相談先の紹介

 赤ちゃんが泣き止まない、抱っこの仕方、授乳量、授乳間隔などに悩んだときは、ぜひ子ども未来課の保健師や産後ケアで助産師にご相談ください!

参考に、産後ケアのリンクを貼りますのでご覧ください。(七ヶ浜町HP)

→https://www.shichigahama.com/benricho/oshirase/kodomo3-080-11552.html

腹ばい・支え座りの練習をしよう!

腹ばい

 2か月ごろから、授乳直後をさけた機嫌の良い時に、腹ばいの練習をしましょう。1日に2~3回、5分くらいの時間から始めます。タオルを丸めて棒状にして、両脇の下に横に入れるようにすると、赤ちゃんは腹ばい姿勢が楽になります。口をふさがないように注意しながら、顔を上げる姿勢になるように、お気に入りのおもちゃを前に置いたり、親が正面から声をかけたりしてみましょう。

 腹ばいになることで、手足を踏ん張ると前進や後退ができることに気づき、腹ばい→寝返り→ずり這い→四つ這い、お坐り→つかまり立ち→伝い歩き→歩行と移動手段を獲得していきます。

支え座り

 3~4か月頃には、首が座るようになってきます。首が座ったら、支え座りの姿勢で一緒に遊びましょう。機嫌の良い時に1日1~2回、1回5分くらいずつ、大人の膝の上に向こう向きに座らせ、子どもの両脇から骨盤のところをもって支えます。視界が広がることで、周りの世界への興味も広がっていきます。

 この時期の赤ちゃんは、音が鳴ったり、握ったり、舐めたりするおもちゃが好きな時期です。お子さんの反応を見ながらたくさん遊んであげましょう!

 当町の子育て支援センターは、保育士が常駐しており、日々の育児に関する不安や悩みの相談を受けております。一人で抱え込まず、子育て支援センターに少し気晴らしにお越しになりませんか?みなさまのご利用をお待ちしております。
・平日開館(9:00-17:00)
・利用料無料・予約不要(イベントは予約が必要です)
・ランチルームあり(飲食可)
・おもちゃ、絵本等豊富にあります!
・広い庭園で外遊びもできます!

この件に関する問合せ

子ども未来課 022-357-7454

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