子ども未来課通信育児のうわさ ウソ・ホント

どんな時にいつ病院を受診したらいいの?

先週も病院に行ったのに、今週も熱出した・・・

下痢が止まらないけど、大丈夫なのかな?

食べてもすぐ吐いちゃうけど、どうしたらいい?

色々な感染症が流行っていますね。

気づいたら、毎週病院に通ってる!というご家庭も多いかもしれません。

熱が高くて心配になったり、長引く症状にどう対処したらいいの?と途方に暮れることも

あるかもしれません。

症状別に病院に行く判断ポイントをまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね!

少しでもママ・パパの不安が解消されますように。

【熱が出たとき】

□ 生後3か月未満である

□ 元気がなく、ぐったりしている

□ 無表情で活気がない

□ 一日中うとうとしている

□ 水分を取るのをいやがり、おしっこが出ない

□ 顔色が悪く、呼吸が苦しそう

□ 生まれて初めてけいれんがあった

       ↓

38度以上の発熱で、上記にひとつでも「はい」があれば、すぐにお医者さんへ

「はい」がなければ、日中の診療時間内にお医者さんへ

【下痢のとき】

□ 元気がなく、ぐったりしている

□ 便に血が混じる

□ 活気がない、だるそうにしている

□ よく眠れず、うとうとしている

□ ちょっとした刺激に過敏に反応する

□ 水分を取るのをいやがり、おしっこが出ない

□ 目がくぼんでいる

□ くちびるや舌が乾燥している
      
        ↓

「はい」がひとつでもあれば、すぐにお医者さんへ

普段の半分くらい水分が取れている、当てはまる項目がないときは日中にお医者さんへ

【吐くとき】

□ 続けて何度も吐く

□ 便に血が混じる

□ お腹がはっている

□ お腹を押すと強く痛がる

□ 血液混じりや緑色のものを吐いた

□ 元気がない

□ いつもと違う様子である

□ 頭を強く痛がる

□ おしっこがでない

□ くちびるが乾いている

□ ぼーっとしていたり、ちょっとした刺激に過敏に反応する

      ↓

「はい」が一つでもあればすぐにお医者さんへ

「はい」がなければ、日中の診療時間内にお医者さんへ

POINT:“ふだんと違う”に注意

こどもは自分の症状を言葉にすることが難しいので、「ふだんと違う」様子はないかを注意して観察しましょう。「顔色はよいか」「食べられるか」「眠れているか」「機嫌はよいか」「おしっこはでているか」などの全身の変化を観察してみましょう。

POINT:食事は食べられるときに消化の良いものを少しずつ!

体調が悪い時の食事は、食べられるときに食べられるものを少しずつ、様子を見ながら与えましょう。

「刺激が少なくて軟らかい」「塩味や酸味が弱い」「熱くない」食べ物にすると良いでしょう。

豆腐、煮込んで軟らかくした野菜スープ、冷ましたお粥やみそ汁、プリン、ゼリー、アイスクリームなどを準備しておきましょう。

他の症状の対処方法の情報はこちら↓

〇こどもの救急ホームページ(公益社団法人日本小児科学会)

 http://kodomo-qq.jp

判断に迷うときは、相談機関を利用しましょう↓↓

〇「こどもの救急オンライン」厚生労働省研究班・日本小児科学会監修
 子ども医療電話相談 #8000

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