子ども未来課通信育児のうわさ ウソ・ホント
子どものやる気を引き出す声掛けって?
「もー!早く支度しなさいって言ってるでしょ!」「もうママ知らないからね!」「ちゃんとしてよ!」
忙しいとき、急いでいるときに限って子どもがスムーズに動いてくれなくて、イライラ...なんてことよくありますよね。
お母さん、お父さん、毎日本当にお疲れ様です。
でも、どうでしょう?子どもにこう言って、うまく動いてくれることって、実は少ないのではないでしょうか?
誰でも、命令されたり怒られたりすると、イライラしたり、悲しい気持ちになって余計にできなくなってしまいます。
命令や、叱責ではなく、子どもが自ら「やってみようかな」と思える声掛けができるといいですね。
具体的には、表のように言い方をちょっと変換してみるのはいかがですか?
いつもの声掛け | 変換例 | 備考 |
早くしなさい→ |
5分でお支度終わると、遊んでから幼稚園行けるよ? |
本人にとってメリットになることを伝えてみましょう。 |
もう知らない→ |
どうしたらやめられる?ママに教えて? |
分からないときは相手に聞く。 |
ちゃんとして→ |
座ってくれる? |
して欲しいことを具体的に伝える。 |
走らない!→ |
歩こうね。 |
やってもいいことを、具体的に伝えます。 |
痛くない!泣くな!→ |
痛かったね~泣いていいんだよ~~ |
否定されるよりも、「共感してもらえた!」という気持ちが芽生えた方が早く収拾がつきます。 |
あ!もう!またこぼした!!→ |
今度から、手がぶつからないところにコップを置こうか。 |
対処法を教えます。 |
うるさい!→ |
アリさんの声にしてくれる? |
スケールが分かるように伝える。 |
いかがでしょうか?
最初は、難しいかもしれませんが、意識するとだんだんできるようになります。
慣れてくると、「この言い方で伝わるかな?」「どういう言い方だと、うまくいくかな?」と自然と考えられるようになりますよ♪